徳島で世界旅行!?

徳島で世界旅行!?

 今回は日本にいながら、世界中の芸術に”触れられる”美術館を紹介したいと思います。

 芸術に興味がある方はもちろん、ない方も是非訪れてみてください!きっと世界旅行に行った気分になれるはずです。

Let’s go!!!

 さて、前置きでハードルを上げてしまいましたが、その美術館とはずばり「大塚国際美術館」です。

 この美術館は徳島県にあります。僕は大阪出身なので帰省した時に行ってきました。

 目当ての場所は橋を越えてすぐのところにあります。駐車場から少し離れているので無料シャトルバスに乗ると楽チンです。

 先程、冒頭で”触れられる”と強調してみたのに気が付きましたか?そう、この大塚国際美術館では作品に自由に触れることができるのです。

 世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画、その数なんと1074点!

 これらの絵画をスキャンし陶板の上にサイズ、そしてなんと凹凸まで完全再現しています。つまり、画家がどのように筆を運んだかまでを、実際に触れて感じることができるという画期的な美術館なのです!

 今回は数多くの展示物の中から最も感動した3点を紹介したいと思います。

 

1.システィーナ礼拝堂天井画

 館内に入ると、まずイタリアのシスティーナ礼拝堂天井画が出迎えてくれます。ここで米津玄師さんが紅白でLemonを披露し、話題になりました。

 壁面は4面あり、ミケランジェロやラファエロをはじめとした多くの巨匠の作品を見ることができます。

 正面に描かれているのが、ミケランジェロの最高傑作の一つ、最後の審判で、1534年に制作開始、1541年に完成をしています。

 中央部で右手を上げているのがキリストです。キリストから見て左側に悪人が地獄へ落ちていく様が、右側に善人が天国に昇っていく様が描かれています。

 英語の”right”が正しいという意味を持つのは、神は善人を右に分けるという聖書の記述が大きく影響していて、この絵にもしっかりと反映されています。驚きですね!

 ヴァチカン美術館のHPでは360°この礼拝堂を見ることができますので、是非ご覧ください!こちら

2.散歩、日傘の女

 これはクロード・モネの1886年の作品です。同じ題で3枚描かれているのですが、こちらは2枚目のものです。再婚相手アリスの連れ子がモデルとなっています。

 印象派の作品は筆のストロークが見えやすく、光の移ろいが非常に正確に描かれているのが大きな特徴です。美術界の権威に媚びることなく独自の表現を広げていった印象派の絵画は芸術に興味がない人にも特におすすめです。

 スタジオジブリの映画「風立ちぬ」で、奈緒子が風の強い野原で一心に油絵を描いているシーンは、この「散歩、日傘の女」のオマージュであると言われています。実際モネの妻であるカミーユも結核によって32歳という若さでこの世を去っています。

 ゲルニカはパブロ・ピカソによる1937年に完成した反戦絵画です。縦349cm×横777cmという巨大なキャンバスに描かれていて、その迫力には圧倒されました。

 この絵はスペイン市民戦争において、ナチスドイツやイタリア軍がゲルニカという村を無差別爆撃したことを主題としています。美術史上最も力強い反戦絵画の一つと評価されています。

血相を変えた牛や馬

悲痛の表情を浮かべる村民達

子供を抱きかかえる母親

 モノクロームで描かれていますが、当時の悲惨な状況がありありと浮かびます。

 当初、この作品は反社会的で馬鹿げた作品であると非難を浴びせられましたが、第二次世界大戦以降に再評価され、世界中から喝采を浴びることになりました。

 

 さて、長々と説明してきましたが、これらはほんの一部に過ぎません。モナリザなどの有名なものから、あまり知られていないものまで1074点(しかもお触り、撮影OK)。これほど芸術を堪能できる場所はないと思いますので、是非一度は訪れてみてください!

https://o-museum.or.jp/sp/

それでは!

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